-------連載第五話:漢方で美的生活-------
漢方は「未病」の段階で体調を整える医学
漢方は4000年の歴史、文化、経験に裏づけられた医学です。漢方の考え方の一つに、「病気を防ぐ」、。つまり、病気として明かな症状が出てくる前に、心身のバランスを整えて発症を防ごうというのです。病気になってから治療するのではなく、病気にならないように日々養生することが大切です。こういう考え方から養生学が発達しました。これはライフスタイルを見直して病気のもとをたち、健康を保とういうものです。漢方薬を飲むだけが漢方治療ではありません、体質にあった食事や、お茶、ツボ押しなどをとりいれて毎日の生活を改善していくのが、漢方の考え方なのです。
「病気を治す」ではなく、「病人を治す」
西洋医学は「病気を治す」もので、診察で同じ病名が付けば、同じ薬を処方します。それに対して漢方は、「病人を治す」という考えが基本です。処方に際しては症状を聞き(問診)、顔色や表情を見る(望診)、声や話し方を聞き(聞診)、医師であれば脈やおなかを診察(切診)。患者の全体像を表す体質、漢方でいう「証」を見極めます。他には、「寒・熱」「陰・陽」などの表現もあります。また、体質を表すのもとして「気・血・水」という概念もあります。漢方医や薬剤師は、これらをすべて総合して、患者の体質に最適な漢方薬を選びます。
私流の漢方養生法
漢方を専門に勉強してきた私は毎日の生活の中で、気づかない内に、漢方をよく使っています。例えば、お肉を煮るとき、季節に合わせて漢方薬を入れたり、体調に合わせて、お茶の組み合わせを変えたりしています。今後、私流の漢方で健康美容法をご紹介させて頂こうと思いますが、今回は簡単ですぐできる「菊花茶」と「イチゴ蜂蜜湯」をご紹介いたします。
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★肝臓を強化して疲れ目を癒す「菊花茶」
飲み会が多く、パソコンに向かう時間が長い私は、肝臓を強化して、疲れ目を癒す「菊花茶」をよく飲んでいます。 お酒をよく飲む方、パソコンで目が疲れる方、ストレスでイライラする方にお勧め♪
材料:緑茶、菊花茶、くこの実。
菊花:体の熱をとり、気分を鎮めます。肝臓の疲れや、目の疲れを癒し、潤いを取り戻す効果もあります。緑茶と一緒に飲むのもGood.
くこの実:強壮薬として疲労や無気力、頭痛、疲れ目に良い。ビタミン、ミネラルなどの成分は、肝臓の機能を高める。
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★美肌イチゴ蜂蜜湯
作り方: イチゴ3個、スライスして、蜂蜜とお湯を加えて、温かいうちに飲む。また、夏は冷蔵庫で冷やして飲むのも最高ですね。
イチゴはビタミンB1,B2,B6などが豊富、美肌のフルーツとも言われます。目の疲れやニキビ・吹き出物・シミ・ソバカスを防ぐ効果もある。作り方は簡単で、酸っぱくて、甘くて、とても美味いです。 肌つやをよくし、目の疲れを改善する効果があるので、私は愛飲の一品です。美しさを保ちたい女性にお勧め♪
★コラーゲンがたっぷりの豚足スープ
お料理にも、漢方をよく使っています。長年作っている豚足スープ、私の健康美容の元で、大好評です。脂肪分を取り除き、残ったゼラチンはコラーゲンがたっぷり!これを元にいろいろなメニューに入れて、調理しています。
山川 知美(王 芳)
Tomomi Yamakawa (Fang Wang)
三和化学株式会社 代表取締役社長、CUDY Inc.代表
平成5年中国から来日し、平成13年帰化。黒龍江省医科大学で薬学を学び、薬剤師の免許を持つ。
日本の製薬会社で研究職やライセンス職に就く。日々、専門の漢方で健康や美容を研究し、
実践している。趣味はファッション、英会話、ピアノ。
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