------- 第一話:中国から日本へ -------
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中国で生まれ育った私は、子供のころから、洋裁好きな母の影響を受け、ファッションに興味を持ってきました。母がよく見るファッション誌には日本のファッションが多く、日本人女性はみんな綺麗で、素敵だと思いました。日本は憧れの国。70年代、日本の経済は高度成長し、日本人は皆金持ち、日本に行けば金持ちになれる! ? …(笑) |
中国の医科大学薬学部を卒業し、病院の漢方研究所に2年勤務後、1993年来日。来日当初、何を見ても面白く、空気も美味しく感じました。近隣の国 日本は、中国との違いが多すぎる!例えば、日本でのアルバイトの日給が中国のお医者さんの月給より高いのですよ…等々、驚きの連続でした! また、大学に通いながら、生活費をアルバイトで稼ぎ、休みもなく睡眠時間は毎日3,4時間しか取れませんでした。その上、日本語が全く分からなかったので、小さいノートをいつも持ち歩いて、トイレに行く一分間でも無駄にしないよう必死で勉強しました。
| その後、仕事内容も分からない状況で、生命保険の外交員になりました!親戚や知り合いもなく、不自由な日本語で、人一倍営業しました。その結果、1億の契約を2本も結びました。一年半の営業生活で、私は日本の社会を知り、日本人の気持ちにも触れ、私にとって日本の社会に溶け込む、とても貴重な経験となりました。 |
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1996年から、漢方の専門知識を活かし、老化制御研究所に3年間勤めました。老化のメカリズムや老化制御について研究し、世界に向けて新製品を販売しました。1999年東証一部上場の製薬会社に入社後は、国際関係の部署に就き、各国の製薬企業に自社のプレゼンをし、ライセンス契約などを担当しました。工場建設のため、中国、タイ、ベトナム、シンガポールの工業団地を査察、日本企業の一員として、日本と中国の架け橋になれたことを嬉しく思いました。
目標に向かって、全力投球し、達成の瞬間はとても幸せであり、感動でもあります。これまでの経験から、やればできると信じ、さらなる飛躍を目指して起業いたしました。
山川 知美(王 芳)
Tomomi Yamakawa (Fang Wang)
三和化学株式会社 代表取締役社長、CUDY Inc.代表
平成5年中国から来日し、平成13年帰化。黒龍江省医科大学で薬学を学び、薬剤師の免許を持つ。
日本の製薬会社で研究職やライセンス職に就く。日々、専門の漢方で健康や美容を研究し、
実践している。趣味はファッション、英会話、ピアノ。
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